4/29〜 山地としてる写真展「ブタとおっちゃん」

投稿日:2012年4月11日

山地さんは香川県の元丸亀市職員。農林行政を担当していた1978年、住民の声を受けて、市内の市街化調整区域にあった養豚場を郊外へ移転させた。しかし、養豚場主である上村宏さん(66)が大きな借金を背負ったと知り、退職後の97年に訪ねていく。移転から19年後のことだった。

すると、上村さんは、大量飼育・大量生産によって進む機械化に背を向けるかのように、餌やりから糞尿(ふんにょう)の処理まで自分の手を使い、一頭一頭に愛情を注いで育てていた。

山地さんはその姿に打たれ、上村さんにカメラを向けるようになった。それから、上村さんが脳梗塞(こうそく)を患って養豚場を閉じるまでの10年ほど、「ブタとおっちゃん」の日常を撮り続けた。

上村さんの上で寝る豚新聞をのぞき込む豚上村さんと豚


2009年に自費出版され、口コミで話題沸騰となった写真展が高松物語のオープンに合わせて開催します。

この写真展は、香川県丸亀市の養豚農家の夫婦とブタの日々を10年に渡って撮り続けた、 モノクロ写真の展覧会です。

豚と共に生活し愛情溢れた写真の数々は、単に生産するという域を超え、愛するものと共に生きる喜びが溢れています。